マイクラ奮闘記(26)

衝撃の事実





・・・え?

桜も咲かせた新拠でまだ行っていない方向があったので、その先を見てみようと思って歩いていたら前方に何かが!

村か!?とワクワクしながら近づいてみたら・・・旧拠点でしたよ。

・・・え?・・・え?

この旧拠点はマイクラを始めたばかりのスポーン地点付近に建てたもので、ここから思い切って遠くに旅立ってみるか!と海の上に道を作って遠くまで来た・・・はずなのに。






木を切って見晴らしをよくしたら同じ陸地でした。

旧拠点を建てる時に間違って建てた別荘からは、もう目と鼻の先ってくらい近くでした。

・・・え?

たくさんの島を転々としながら海の上に長い道を作り続けて、またもとに戻って来てたってことですか・・・?

すごい近所にわざわざかなりの遠回りの道を作って戻って来てただけってことですか・・・?

すごく遠くまで来てたつもりだったのに?

恐るべき己の酷い方向音痴。lllorz



村へ


気を取り直してウロウロしていた時に見かけた村へ行きました。






取引をしたいと思って来たのですが、朝でもやたらゾンビが多いなと思っていたら、どうやら木の葉っぱで空が覆われているからだと判断。

ここは私が村の中の木を切って見晴らしをよくしてあげますよ!とばかりに住み込むための家を建て始める自由人。

ある程度木を切ったので、村人を増やすためにパンを上げようとしてウッカリ持っていたパン全部を落としてしまったら、それをすぐさま拾う村人。

・・・返せよ。






というか、村人1人しかいなくね?

私が村に入った時は結構な人数がいたはずなのに・・・?

どうやら木を切ることに夢中になっている間に村人がゾンビにやられていたっぽいです。






おい!キミ!

キミは確か村人を守るために存在してるのではなかったのかね!?

村人が1人になるまで何してたのかね!?

自分のせいでゾンビが村に入ってきてしまったというのに、それを棚に上げて責任転換。

まさか村人が1人になってしまっていたなんて・・・。もっと早く気づいていれば・・・。

無駄にパンをあげなくても済んだのに。

悔やんでも悔やみきれない思いを胸に村を後にする迷惑人間。






最後の1人となった村人、そしてそれを守り続けるゴーレム。

悲しさのあまり天も涙を流すように降り続いた雨が冷たく地面を濡らすのであった。

・・・なんて詩人っぽく語っていますが、内心は自分のせいで最後の村人となってしまった相手に「パン返せよ!」と思い続ける腐れ外道。

しかもそのパンは「返せよ」って言っていますけど、村のチェストから勝手にゴッソリ持ってきたパンなのですけども。






感傷に浸っている時でも爆発ゾンビが来て容赦ないな!と思いましたけど、本当に容赦ないなって思っているのは村人のほうですよね。






この後、拠点に戻って最後の村人が精魂込めて育てていたジャガイモを目の前でゴッソリ強奪譲っていただいたのでシッカリと植えておきました!

そんな感じで奮闘記というよりも、ただの傍若無人日記。